書名:「遅いインターネット」
ジャンル | おすすめ度 (★1~★5まで) |
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ノンフィクション | ★★★★ |
書評 |
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SNSの進化により、老若男女だれもが簡単に発信することが容易な時代になったが、想像を超えるほど言葉に対する責任を失い、善悪の二分化に基づく思考停止の言葉が溢れだす結果となった。インターネットの進化に引き込まれていく時代に警鐘を鳴らす、また使い勝手の良いものほど人間の進化を妨げになるものということを逆目線で教えてくれる一冊。読み込んでいくと、言葉の襲来にやや躓きそうになりましたが最後にこの本の言わんとしたい事がよく理解できました。 |