書名:「働き方改革」の嘘 ジャンル おすすめ度(★1~★5まで) 実用書 ★★★★ 書評 2013年の第二次安倍政権発足直後から論議が始まり、先日の国会で関連法案が成立した「働き方改革」。 その流れをつぶさに取材してきた著者が、この間の経緯と問題点をまとめるとともに、「誰が、何のために 『改革』を言い出したのか」を明らかにする。なぜ、労働問題を所管する厚労省ではなく、経営者サイドに 立つ経産省主導で進んできたのか。問題の多い「高プロ」にこだわる理由は何か。副業やクラウドワークを 推奨し、雇用システムを流動化させようとする狙いとは?「働き方改革」という耳当たりのいいフレーズの 「実像」をコンパクトに理解できる一冊! 全ての本を選ぶ