第174号

4月よりの消費税アップについて

アーバンレポート 第174号2014年1月発行

明けましておめでとうございます。
昨年は「今でしょ!」に始まり、春には「じぇじぇじぇ」と日本中で盛り上がり、サラリーマンは「倍返しだ!」で日頃のうっぷんを晴らし、「お・も・て・な・し」で2020年のオリンピック開催を掴み取った1年でした。さて今年はどんな年になるのでしょうか。

今年の大きなイベントの一つに4月よりの消費税アップがあります。
日本に初めて消費税が導入されたのは、今から 25年前の1989年4月に竹下登内閣時代で3%からのスタートでした。当時は1円玉が大量に出回り、慣れないなか3の段の計算を行いました。それまで100円で買えた物が100円では買えなくなりレジで戸惑っている子供も見かけました。
そして8年後の1997年4月に橋本龍太郎内閣時に5%にアップし、少し計算はしやすくなったものの、庶民の生活はまた厳しくなりました。

それから17年間が過ぎ、すっかり消費税=5%(消費税4%、地方消費税1%)が定着していましたが、今回8%(消費税6.3%、地方消費税1.7%)に上がり、さらに来年の10月には10%(消費税7.8%、地方消費税2.2%)になる予定です。

8%になることにより郵便料金も2円ずつアップされ、手紙は82円、はがきは42円となり、11年ぶりに2円切手の発行が再開されるそうです。

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