保険で備える災害対策
アーバンレポート 第182号2014年9月発行
夏から秋にかけては台風の接近や、ゲリラ豪雨と呼ばれる局地的な大雨や雷が増える季節。雨量が増加することで土砂災害や河川の氾濫、道路の冠水などがおこり、家屋などの建物にも大きな損害を与えるおそれがあります。
2014年8月20日、広島市北部の豪雨に伴う土砂災害により、甚大な被害が発生しました。自然災害ですから発生を防ぐ手立てはありませんが、その被害に備えることはオーナーにとって大切なリスク管理であり、その一つの手段が“保険”です。
今回は、水害や竜巻、雹(ひょう)のような自然災害にも適用できる保険について考察します。