民法改正 連帯保証人編
アーバンレポート 第253号2020年7月発行
アーバンレポートでも何度か取り上げております民法改正ですが、今でも様々な法律が改正されている中で、なぜ民法の改正だけがこれだけ注目を集めているのでしょうか。
実は民法の“経済的な側面を規律する部分”については、これまでほとんど改正されていなかった為のようです。
最も身近な法律ともいえる民法が120年以上も前に決められたままだったことに、驚く方も多いかもしれません。
改正点の重要箇所を改めてまとめますと
〇 約款既定の新設 〇 変動法定利率の採用
〇 消滅時効既定の見直し 〇 保証ルールの見直し(連帯保証人)
〇 売主や請負人の担保責任 〇 意思能力制度の明文化
〇 賃貸借契約の敷金ルールの明文化
というところでしょうか。今回は私共の業務にも関わりのある【連帯保証人】について掘り下げたいと思います。