サポート通信 035号2014年5月10日発行
■DKとLDKの適正な広告表示について
最近では部屋数を減らしてでも広いリビングダイニングを希望する人が多く、2DK→1LDKや3DK→2LDK等に間取り変更するリフォーム工事が増えています。一般に、1DKと1LDKでは後者の方が「L」が入るだけで広い印象を受けます。
公益社団法人 首都圏不動産公正取引協議会では、広告表示におけるDKとLDKの広さの基準を示しています。
<最低必要な広さ(畳数)の目安(下限) > | ||
居室(寝室)数 | DK | LDK |
1部屋 | 4.5畳 | 8畳 |
2部屋以上 | 6畳以上 | 10畳以上 |
「事業者(広告会社などを含む。)が、DK又はLDKとの表示を用いるときには、実際のそれぞれの広さはまちまちであるとしても、右表に記載する居室(寝室)数に応じて最低必要な広さ(畳数)の目安(下限)を定め、これをもって指導基準とする。」としています。
つまり、1LDKであれば、LDKは8畳以上、2LDKであれば、LDKは10畳以上の広さが必要となります。間取り変更をする際にはぜひ参考にしていただきたいです。