サポート通信 093号2019年3月1日発行
「高まる宅配ボックス」需要!
賃貸住宅の「宅配ボックス」設備が予想をはるかに超えて、なくてはならない設備に変わりつつあります。
下表の「2017年・この設備があれば周辺相場より高くても入居が決まるランキング」でも、単身者物件は前年の8位から3位に、ファミリー向け物件においてはランク外から一気に4位に上昇しました。 野村総合研究所が、全国15歳~79歳の男女計1万人を対象に、生活像や生活価値観、消費実態を尋ねる「生活者1万人アンケート調査」を実施した結果においても・・・
〇スマートフォンの個人保有率が71%に増加
〇ネットショッピング利用の年齢層別は、30代(79%) 20代(78%) 40代(69%) 10代(56%)
50代(53%) 60代(29%) 70代(14%)
〇全体のネットショッピング利用率は、2015年の49%から2018年の58%へ増加
このような賃貸物件利用年齢層の生活変化から見ても分かる様に、生活スタイルに合わせた設備が、この「宅配ボックス」ということになります!また一人暮らしの女性の場合は、玄関に出て対面で荷物を受け取りたくないという声もあり、防犯性の向上にも繋がるメリットがあります。
配送業界の人材不足や再配達問題など、今後は送料などの高騰も予想され、物件に設置された宅配ボックスが空室対策として威力をなす時代も近いのかも知れません。