アーバンレポート 第263号2021年5月発行
空室対策の裏側
2021年2月末現在、当社の管理戸数は6,104戸となっており、入居率は98.36%(2月末時点)です。
WEBサイト「TAS-MAP」によると当社エリアの入居率の平均は84.2%であり、当社は平均を14%程上回っております。当社では空室の物件を決める(入居率を上げる)為に様々な対策を取っています。その対策のいくつかをご紹介致します。
① RPAとコンバートシステムの導入
入居者様がお部屋の退去届を出すと、募集条件をオーナー様と決定(サブリース契約除く)し、決定内容に基づきインターネット店に募集依頼が出されます。そこから①「条件登録」⇒②「登録チェック」⇒③「担当の登録チェック」と3回の工程の後にようやく募集情報がネット公開されます。
早い情報発信は成約につながりやすく、また顧客からの反響がどれくらいあるか等、市場の動きも掴み易くなります。春の繁忙期は、退去する部屋に加え新築物件の募集も集中します。
登録作業もなかなか追いつかなくなるために、昨年からRPA(Robotic Process Automation)を導入しました。これまで人が操作していたパソコン処理を、ソフトウェアロボットに記憶させることにより業務プロセスを自動化し、スピードアップと入力操作のミスを低減させ業務の効率化を図るものです。
わかりやすく言うと「ロボットによるプロセスの自動化」です。