第290号

施設賠償保険のすすめ

アーバンレポート 第290号2023年8月発行

賃貸経営には、火災や洪水などの自然災害や、施設の瑕疵による事故など、様々なリスクが伴います。これらのリスクを回避するために、施設賠償責任保険に加入することが重要です。

施設賠償保険とは、施設の所有者や管理者が、その施設の欠陥や、施設における業務遂行に起因する偶然な事故により、他人にケガを負わせたり、他人の財物を壊したりした結果、法律上の損害賠償責任を負担することによって被る損害を補償する保険です。


火災保険と施設賠償責任保険は、どちらも建物や家財を守るための保険ですが、補償内容が異なります。火災保険は、火災や自然災害による地震・風水害・落雷、盗難などによる建物や家財の損害を補償するもので、施設賠償責任保険は、施設の所有者や管理者が他人に与えた人身傷害や物損害を補償します。

第290号 ダウンロード