第214号

「在留外国人と賃貸市場」

アーバンレポート 第214号2017年4月発行

外国人

少子高齢化が進む日本の賃貸市場で今、あるユーザー層が注目を集めています。それは在留外国人です。法務省によると【平成27年末現在における中長期在留者数は188万3,563人,特別永住者数は34万8,626人で、これらを合わせた在留外国人数は223万2,189人となり、前年末に比べ、11万0,358人(5.2%)増加しました。男女別では、女性が118万2,119人(構成比53.0%)、男性が105万0,070人(構成比47.0%)となり、それぞれ増加しました。】(法務省公式HPより引用)となっており、ここ神奈川県も在留外国人数の非常に多いエリアとなっており、1位東京都・2位大阪府・3位愛知県・に続いての第4位となっています。具体的には神奈川県在留外国人数18万0,069人で昨年度比率としては+5.1%となっています。

一口に在留外国人と言ってもその内容は様々となっており、割合としては①永住者約50%②留学生10%③定住者7.5%④技能実習者(※注)7.5%⑤日本人配偶者6.8%となっています。

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