設備リースについて
アーバンレポート 第226号2018年4月発行
皆さんは「設備リース」をどのくらいご存知でしょうか。
カーリースなどで聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれませんが、建物ではあまり聞き覚えのない言葉だという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
賃貸経営をされているオーナー様にとって困るのは、設備の故障かと思います。いつ何時起こるかわからず、費用もどれくらいかかるか分からない・・・私もご入居者様から設備故障の連絡を頂くたびに頭を悩ませております。
例えば、設備が故障した際に一番困るのは金額かと思います。
ご入居者様は簡単に「壊れたから直して欲しい」と言ってきます。冬場は給湯器の故障が多くあります、給湯器は1台で10万円から高いものですと20万円もする高額なものです。仮に私がオーナー様の立場でしたら、新しい給湯器を購入しなければならなくなった場合は、一括での購入はとても厳しいものです。もし購入するとしても分割などを考えると思います。
そんな時には、「設備リース」が便利です。「設備リース」を簡単にご説明しますと、リース会社が買った設備をリース(レンタル)して、毎月一定額支払いをする方法になります。