書名:「リスクに背を向ける日本人」 ジャンル おすすめ度(★1~★5まで) 実用書 ★★★★★ 書評 日本人の多くは集団主義者だ。しかしインテリジェンスが本当に高いのは、信頼と協調性を大切にする個人主義者だ。労働市場・教育・男女の不平等など動きの止まってしまった日本社会の問題点がわかる。自分の伝えたいことをなかなか口にしない、筋からはみ出す人にセカンドチャンスがない、など日本独自の堅いシステムがリスクを高めています。実は日本のほうがアメリカよりリスクを高リスク社会だということを、日米を代表する研究者二人が徹底対論します。日本人の「心と知性」を読み解くユニークな試み。 全ての本を選ぶ