書名:「夜行列車盛衰記」
ジャンル | おすすめ度 (★1~★5まで) |
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ノンフィクション | ★★★ |
書評 |
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夢と希望を乗せて日本中を走った、1世紀を超える夜行列車の全歴史。ブルートレインを筆頭に、かつて日本の津々浦々を走り回った夜行列車。経済発展を支える足として夜行列車は増加しつづけ、特急を補完した夜行急行、快速・普通列車も数多く走っていた。しかし相次ぐ値上げや、高速道路網・飛行機網の発達で、70年代以降徐々に減少、JR発足以降も「北斗星」など豪華列車も登場したものの、現在、定期列車は「サンライズ出雲/瀬戸」のみという絶滅寸前状態である。あさかぜ、はやぶさ、明星、トワイライトエクスプレス、銀河、ムーンライトながら……。鉄道史に名を残した名列車を振り返りながら、人々に愛されながらも消えていった夜行列車の歴史130年をたどる。 |